sinsce1984〜

ごあいさつ

１９８４年３月、明るいこの湘南の地、藤沢に企画/貸画廊として、湘南画廊を開きました。好きな絵や、作品を展示し、この素晴らしい文化を伝えたいと思いから、主婦から転身して奈村良子が開廊しました。広く文化を広め、語り合う集いの場になるようにと、日本画家上田臥牛先生に「湘南画廊」の名を授かりました。納得のいく作品で「細く長く」と言う画廊のポリシーも、上田臥牛先生の教えです。今まで35年間、この教えを守り続けていりました。展示する作品は絵画・彫刻・版画・陶芸・工芸・染色・書・七宝と、あらゆるジャンルの作品で、その度に素晴らしい美術空間を共有することができました。今まで35年間には何度も心に残る個展が開催された.多くの作家の先生達や足を運んでいただいたファンの皆様のお蔭で、湘南画廊は活動が続けられました。この間に上田臥牛先生・サール、シュワルツ先生・小島寅雄先生・こうのこのみ先生・植田曠躬先生が亡くなられましたが、心の中にはその素晴らしい個性的な作品の数々がいつまでも心に残り、感動させられます。これからも湘南画廊は文化に触れる、身近な画廊として「細く長く」35年間協力援助してくれた夫や応援してくれた多くの人々に感謝しながら、続けて行けたらと思います。皆様、心に触れる素晴らしい美術空間を湘南画廊で作りませんか。協力お応援いたします。全ての年代の方に、楽しく、感動し、心の豊かさを育んでいただけたらと思います。35年経過して、2019年/1/25日ほっぺが痛くて検査入院いたしました 。2/8にびまん性大細胞型B細胞りんぱ腫・ステージ4と診断され治療を続けました。入院時は飲み込みが出来なくて鼻から管を胃に通して栄養を取りました。誤嚥肺炎にもなりました。呼吸困難になり、気管切開して言葉が話せなくなりました。筆談で3か月過ごしました．すべて悪性リンパ腫のせいです。R-CHOP化学治療・リッキサン分子標的治療で飲み込みも半分回復し、気道を取ったままスピーキングカニューレで言葉は話せるようになり6/10に退院できるようになりなりました。皆様には励ましのお言葉をいただきありがとうございました。2019年5/28日をもちまして画廊を閉鎖して治療に努めます。ありがとうございました。35年にわたり沢山の人に支えられました。ありがとうございました。画廊は無くなりますが、自宅で販売は続けます。どうぞ宜しくお願いいたします。湘南画廊　奈村良子

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